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私のガーデン訪問記〜海外編〜A
                        
アベイ ハウス ガーデンウイズリー ガーデン キフツゲート コート ガーデン
キュー ガーデンシェークスピア庭園スノウズヒル マナー ガーデン
ハンプトン コート パレスガーデンヒドコート マナー ガーデンブレナム宮殿
ミルデーン ガーデン ガバメント ガーデン モナ ヴェイル ガーデン
シェークスピア庭園
The Shakespeare Gardens
http://www.shakespeare.org.uk

シェークスピア生誕の地であるストラトフォード・アポン・エイボン周辺のシェークスピアに関係する下記の5施設はShakespeare Birthplace Trust(シェークスピア生誕の地基金)が一体的に管理しており、それらの施設の庭には、彼の作品に登場する植物が数多く植えられ、美しく整えられている。
@ Shakespeare’s Birthplace, Stratford
A Hall’s Croft, Stratford
B Nash’s House and New Place, Stratford
C Ann Hathaway’s Cottage, Shottery
D Mary Arden’s House, Wilmcote
@ABはストラトフォード・アポン・エイボン市内にあるので、徒歩で見て回り、CDは郊外にあるので車で回った。車があれば、一日で見て回れるし、5施設共通入園券を利用すると割安である。(2007.8.4訪問)
@ シェークスピア生誕の地
Shakespeare’s Birthplace

シェークスピアの父親は、高級白皮製品、特に手袋を作る職人であり、羊毛商人でもあった。また、1570年代この町の町長でもあり、一家の生活は比較的豊かであったようだ。シェークスピアの生家は町の中心部に近い通りに面したところのあり、彼が幼少期と新婚間もない頃に住んでいたとされている。 訪問者はまず、生家の隣に建てられているビジターセンター展示場でシェークスピアの生涯、作品などの展示を見た後、彼の幼少期の暮らしぶりを想定して再現されている生家を見学するコースになっている。生家の見学を終えて庭に出ると、正面に大きなレバノン杉が植えられた庭があり、シェークスピアが子どもの頃食べたと言われている実がいっぱいなった桑の巨木、マルメロ、リンゴなどの樹木を囲むように、バラ、オレガノ、アオイなど、彼の作品に登場する植物が所狭しと植えられボーダー花壇になっている。 シェークスピアの作品に出てくる植物は当時のイギリスの農村部では良く見られるものだったようだ。ただ、当時の彼の生家に植えられていたものは街中の家だったこともありそう多くは無く、彼の植物に関する知識は、妻アン・ハサウェイの生家(ストラトフォード郊外のショッテリーShotteryの農家)及び彼の母親の生家(ストラトフォード郊外のウィルムコート, Wilmcoteの農家)に行って得たものと言われている。

開園:6〜8月 月〜土 9am〜5pm、日 9.30am〜5pm、 4〜5月、9〜10月 月〜日 10am〜5pm、 11〜3月 月〜土 10am〜4pm、日 10.30am〜4pm

入園料:£7.00、 5施設共通入場券 £14.00

場所:ストラッドフォードStratford市内

生家とバラ、チェリセイジなどのボーダー
マルメロ、リンゴの木とキリンソウ、アオイなど
セイジ、オレガノなど、ハーブのボーダー 
熟した桑の実がびっしりなった桑の巨木
Aジョン・ホールの屋敷
Hall’s Croft

  シェークスピアの妹とその夫で高名な医者であったジョン・ホールの家屋敷。この庭にも桑の巨木が植わっていて、幹には腐食が入らないように詰め物をして、支柱で枝を支えてある。庭は、医者の家ということを意識してか、バラとハーブ類が中心のボーダー花壇になっていて、“tranquil garden” 穏やかな庭、と案内書にはある。
開園:6〜8月 月〜土 9.30am〜5pm、日 10am〜5pm、 4〜5月、9〜10月 月〜日 11am〜5pm、 11〜3月 月〜日 11am〜4pm

入園料:£3.75、 5施設共通入場券 £14.00

場所:ストラッドフォードStratford市内

バラと淡い色のハーブのボーダー 
桑の老木。幹には詰め物をし、枝は支柱で支えている
Bナッシュの家、ニュー・プレイス
Nash’s House and New Place

 ロンドンでの活動を終えたシェークスピアが故郷に帰り、購入して住んだ屋敷。広い庭にはシェークスピア自身が植えた桑の枝の子孫といわれている桑の木が枝を広げ、たくさんの実がなっていた。  庭は、いくつかに別れていて、屋敷に続く庭は、芝生を囲んだボーダー花壇で奥に桑の木が植わっている。次に、リンゴの木のアーチをくぐって行くとノット式花壇。花壇の周囲はエンドウが植えられている。このエンドウはエリザベス朝の頃、オランダから導入されたとのこと。最後が、広い敷地を活かして、ゆったりとしたボーダー花壇になっている。案内書では“the peaceful gardens” 平和な庭、と紹介されている。
リンゴの木のアーチ  
ノット式花壇の周囲にはエンドウが植えられている
広大な敷地のミックスボーダー
コスモス、キリンソウなど、ボリュームに圧倒される
C アン・ハサウェイの生家
Ann Hathaway’s Cottage

場所:ショッタリー, Shottery(ストラッドフォードStratford郊外)

シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイの生家は、ストラトフォード郊外の大きな農家であった。大きな茅葺屋根の建物で、現在は、シェクスピア財団が管理し、庭には、一面にシェイクスピアの作品に登場する草花などが植えられ美しい。「咲き零れる」という言葉がぴったりなほどで、庭を覆うように咲き乱れている。庭の先の果樹園との間は菜園になっていて、豆や野菜が花壇のように美しく植えられている。果樹園には、この地方特産のシードルという酒の原料になるリンゴが植えられている。リンゴはシードルにしたり、ジャムにしたりして利用されたようである。果樹園の先は、「シェークスピア樹木園」で、シェークスピアの作品に登場する樹木が植えられていて、原文の一節がプレートに書いて樹木の一つ一つに付けられている。殆どの樹木は、このあたりで見かけるものだというが、シェイクスピアがそれぞれの樹木の特徴をとらえて作品に登場させているところをみると、草花や樹木に対する関心と、観察眼をもっていたようである。シェクスピアは妻の生家に遊びに行くのを楽しみにしていたと言われているが、この家に来て、あたりを散策し、観察して植物に対する知識を身に付けたのであろう。
庭を覆うように咲く草花で、歩く人が隠れるほど
手前は菜園。キャベツ、ロケットなどが植えられている
丈高く咲き乱れる草花、奥は樹木園
キンギョソウ、シュウメイギクなど、色の調和が素晴らしい
D マリー アーデン(シェイクスピアの母)の生家
Mary Arden’s House

  シェイクスピアの母の生家もストラトフォード郊外の大きな農家であった。シェイクスピアは、幼少期、母親に連れられてこの家に遊びに来て、飼われている、羊、牛、アヒルなどを興味を持ってみていたようである。現在、財団が管理し、当時の生活展示の施設になっている。庭では、アヒルが飼われ、牧草地には羊がいる。キチンガーデンには野菜やりんごやハーブ類が植えられている。建物の中では、当時の服装をした女性がバター作の実演をしたり、男性が家畜小屋の修理をしたりしている。庭の植栽は、当時を再現するものとなっていて、アン ハサウェイの家の庭のように、草花が咲き乱れる、華やかなものではなく、「当時の農家はこんなだった」と教える子供向けの教育施設になっている。 場所:ウィルムコートWilmcote(ストラトフォード郊外)