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私のガーデン訪問記〜海外編〜B
                        
アベイ ハウス ガーデンウイズリー ガーデン キフツゲート コート ガーデン
キュー ガーデンシェークスピア庭園スノウズヒル マナー ガーデン
ハンプトン コート パレスガーデンヒドコート マナー ガーデンブレナム宮殿
ミルデーン ガーデン ガバメント ガーデン モナ ヴェイル ガーデン
スノウズヒル・マナー・ガーデン
Snowshill Manor House and Garden

http://www.nationaltrust.org.uk/snowshill-manor/

スノウズヒルはコッツウオルズル地方の中では最も標高が高く、冬は雪が降ることがあるところからこの地名がついたようである。なだらかに続く丘陵は、小麦畑だったり、ラベンダー畑だったり、羊が草を食む牧場だったりと、のどかな田園風景である。どこまで続くのかと思うような畑の中の道を車を走らせて、ようやく着いたのが「スノウズヒルマナー庭園」である。 丘の頂上にマナーハウスがあり、かつての持主の古今東西のコレクションが所狭しと並べられている。ある一室は、日本の鎧、兜、旗指物、屏風などが並べられている。順路は、マナーハウスのコレクションを見た後、階段状の庭を見ながら降りるように造られている。 丘の頂上から下に向かって、石で枡状に仕切られた庭園が階段状に造られている。一つの仕切りごとに異なるカラーヴァリエーションで様々な草花が植えられていて、階段を降りるごとに違った庭の雰囲気を楽しむことができる。一番下は、野菜とハーブを混植したキチンガーデンとリンゴやモモの果樹園。良く手入れがされていて、たわわに実がなっている。そして、果樹園の先は、広大な牧場。羊が点々と草を食んでいて、午後のお茶をいただきながら眺めていると、のどかで豊かな気持になる。(2007.8.5訪問)
丘陵地帯を探し回ってようやく見つけたマナー庭園
丘の頂上が館、そこから下に階段状の庭園が造られている
丘の頂上が館、そこから下に階段状の庭園が造られている 
石で枡状に仕切られた庭が階段状に配置されている
野菜とハーブが植えられたキチンガーデン
牧場では羊がのどかに草を食む
ハンプトン・コート・パレス・ガーデン
Hampton Court Palace Gardens

http://www.hamptoncourt.org.uk/

英語の表示が「Gardens」と複数形になっているだけあって、いろいろなスタイルの庭が造られている。 駐車場のすぐ隣が「The Rose Garden(バラ園)」だが、盛りを過ぎてしまっていたので、通り過ぎて、宮殿内を見学した後、宮殿の奥の庭園入口から庭に出た。 出ると、正面に巨大な噴水とその先が運河になっているが、正面と放射状の通路の両側に植えられてキノコ形に剪定されている巨大なイチイの並木に圧倒される。アン女王(1702−14)によって植えられた小さなイチイの木だったとのことだが、300年もの間、成長するイチイを大切にキノコ形に剪定し続けて巨木の並木にした労力に感嘆した。 宮殿の大広間から見下ろす場所に造られているのが「The Privy Garden(王の私的な庭)」、噴水を配し、ノット式の庭だが、樹木も草花も新しいものに植え替えられ、モダンな印象の庭になっている。 垣根で囲まれ、のぞき窓のように刈り込まれた部分からしか中を見ることができないが、美しく整えられているのが「The Pond Gardens(池のある庭)」。当初は、鯉などを飼っている池だったようだが、ウィリアム3世が世界各地から集めた植物を植えて、庭園に整えたとのこと。かつては珍しい他国の植物だったのだろうが、今では園芸植物として一般化しているものが中心である。珍しい植物を植えた秘密の庭、として今も大切にされ、立ち入り禁止で、のぞき見るだけである。(2007.8.7訪問)

巨大なキノコ形に成型したイチイの並木 
プリヴィー・ガーデン、噴水を中心に美しく整えられているノット式庭園。
噴水はそのままだが、樹木や草花は新しく植え替えられている。 
ポンド・ガーデン、池を中心に王がコレクションした珍しい植物を植えてある。 手前に写っているのは、のぞき窓の木の葉。  
もう一つのポンド・ガーデン
ヒドコート・マナー・ガーデン
Hidcote Manor Garden

http://www.nationaltrust.org.uk/hidcote/

ヒドコート・マナー・ガーデンは、宿泊地のブロードウェイから、車で30分ほど、チッピング・カムデンから細い田舎道を上った丘の上にあり、現在は、ナショナルトラストが管理している。 1907年に、ケンブリッジ大学で学んだ、アメリカ人の園芸家ローレンス・ジョンストンと資産家の母親が10エーカーの土地を買って庭園作りを始めたのが始まり、とのことだが、現在は、300エーカーの土地に、マナーハウス、庭園、農場などがあり、ロング・ウオーク(The Long Wolk)と呼ばれている芝生の道は200メートルもあるという広大な地所である。 ローレンス・ジョンストンの庭の造り方は、これまでのイギリスの庭と異なり、西洋イチイで囲んだ「ルームroom」という空間を幾つも作り、それをつなげていくというやり方で40年以上もかけて造りあげたとのこと。 入口を入って二番目にある「The White Garden 白い庭」は、白バラ、フロックス、コスモスなど白い花を集めてあり、息をのむほどの清楚な美しさである。続く「The Old Garden 古い庭」はバラ、ダリア、フロックスなど、おなじみの色とりどりの草花が咲き乱れている。「The Red Border 赤のボーダー」は、赤系色の草木を集めた華麗なボーダー花壇で、赤だけでなく、オレンジ色のカンゾウ、赤紫色のブッドレアなどを植えることで、色の調和がとれた、あでやかな印象の庭になっている。「The Fuchsia Garden フクシアの庭」はノット式の整形庭園の中に斑入りなど様々なフクシアを植え込んである。それぞれのルームroomが異なったコンセプトで造られていて、次はどんな庭かなと案内図を見ながらワクワクしながら、行ったり来たりして一日楽しめる庭である。(2007.8.6訪問)
ヒドコート マナー ガーデン入口  
ホワイトガーデン 白と緑の色の調和がすばらしい。 花は、白のフロックス、マーガレット、コスモス、コデマリなど。 白タエギクの銀色の葉もみごとに調和している。
オールドガーデンには、おなじみの草花、フーロソウ、ダリア、ストックなど、何十種類もの草花が植えられているのだが、色の調和がみごと。 ローレンス・ジョンストンが最初に造った庭。
レッドボーダー 赤いバラ、ダリアなど赤い花だけでなく、赤紫のブッドレア、オレンジのカンゾウ、アルストロメリアなど、赤系の色の草花を各種ミックスして植えることで、あでやかな庭になっている。
ロングヲーク まっすぐに伸びる200メートルの芝生の道
Pillar Gardn柱状の庭、という意味だろうか。イチイなどの木を柱状に仕立て、間に草花を植え込んであるが、花の種類の多さ、色彩的調和がすばらしい。
フジの花。日本の庭園のフジは、棚仕立てにするので花房が長く垂れるが、これは、花房が短く、山に咲いているフジのような咲き方をしている。
ウインスロップ夫人の庭。 ジョンストンが母親のために造った庭で、中央に日時計を置き、ベンチに座って楽しめるようになっている。
アジサイのコーナー。いろいろな種類のアジサイが日陰を好む特性に配慮して、樹木の下に植えてある。